2009年7月5日日曜日

デル、教育専用ミニノートPC 小中学校の需要拡大に対応

 パソコン大手のデル(川崎市幸区)は20日、「ネットブック」「5万円ノート」と呼ばれる低価格ミニノートパソコンで、小中学校などの教育機関向けに特化した「Latitude(ラティチュード)2100」を発売したと発表した。ミニノート市場の新たな需要開拓につなげる。子供の持ち運びに考慮して、天板にラバー加工を施して耐久性を高aion rmtAION(アイオン) 売買たほか、最
大6時間の長時間駆動で、授業中に充電しなくても使い続けられるように工夫した。教育機関向けに特化した低価格ミニノートの商品化は初めて。低価格ミニノートは個アイオン RMT rmt人向けが大半だが、教育機関への導入が広がるとみて専用商品の開発に踏み切った。
 新製品は画面サイズ10.1インチ、重さは1.3キロで、心臓部品のCPU(中央演算処理装置)には、個人向けのネットブックと同じ米インテルの省電力品「Atom(アトム)」を採用した。記憶装置には最大250ギガバイトのハードディスク駆動装置(HDD)を搭載。他校との交流授業などでの利用を考え、高速のネットワーク接続に対応させ、オプシAION シエル RMTAION NAVI rmt
ンでウェブカメラも搭載できる。色は黒、赤、青の3色で、価格は5万6385円から。

 低価格ミニノートはこれまで、個人の2台目として購入されるケースが多かったが、各メーカーから製品が出そろい、「需要に一服感が出ている」(MM総研の中村成希アナリスト)。MM総研では、2008年度は出荷台数が前年度比45倍の90万台へ拡大したのに対し、今年度は110万台に増えるが、伸び率は鈍化するとみている。

 一方、小中学校ではパソコンを使った授業が増える一方で「1人1台パソコンを持つ状況にはほど遠い」(郡信一郎デル執行役員)のが実情で、現在、国会審議中の追加補正予算では、2491億円をかけて小中高校へのパソコン配布を進め、保有率を昨年3月の7.0人に1台から、今年度中に3.6人に1台まで高める方針だ。教育機関向けは新たな需要創出につ
ながるだけに、専用モデルの発売に乗り出す動きが続きそうだ。(フジサンケイ ビジネスアイ)

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